2021/08/27 03:00
今回は5月11日(火)に行われた、IBS YouTuberであるKapanさん(@Kapan_726)と一緒にツイッターのスペース配信を行った際の定例レポートをお届けします!
過敏性腸症候群(IBS)歴 20年のKapanさん
元看護師のカパンさん。マルチ乳酸菌Primeを愛飲中。
“IBSでも人生ハッピーがモットー”
過敏性腸症候群(IBS)のガス・便秘型に20年以上悩み苦しんできた中で、低フォドマップ食と出逢い症状が軽快。
同じ悩みを抱えている方に向けて、まだ世間ではあまり知られていないIBSという疾患を知っていただく為に、YouTubeを始めSNSでの発信を開始。
■低FODMAP(フォドマップ)食とは
腸内で問題を引き起こす可能性の高い食事を避けてみようという食事法。「FODMAP」は発酵性のある4種類の糖質の頭文字を組み合わせた名称に
なります。
2014年にオーストラリアのMonash大学で行われた試験でこの食事療法が証明され、論文にもなったもの。多くの研究で過敏性腸症候群患者(IBS)における低FODMAP食の有効性が証明されています。
今回は、低FODMAPを実践されているKapanさんに食事療法への向き合い方や簡単手軽に出来る低フォド料理のコツをお伺いしました。
■Kapanさんに聞いた低FODMAP有益情報!
低フォドマップを導入したところ、みるみるお腹の調子に改善があったというKapanさん。
【kapanさんに聞いた低FOD情報メモ①】
・低FODを導入してお腹の調子に改善があった
・まずは小麦粉、たまねぎ、にんにくは避けてみた
・お米はレンチンで温めるだけでも冷米よりもお腹に優しくなる
・お腹の不調が継続する方は、低FODへのハードルを上げずにゆるく試してみて欲しい
【kapanさんに聞いた低FOD情報メモ②】
・献立は低FODの食材に絞って普通にクックパッド等で検索
・調味料は低FODオッケーな煮干出汁を1L冷蔵庫にストック
・ポン酢の代わりに→醤油&お酢&レモンで簡単置換え
・いつも作る低FODメニューが段々とパターン化してきて、そのうち楽になる
【kapanさんに聞いた低FOD情報メモ③】
・江田証先生の腸のトリセツ、腸を治す食事術を参考にした
・低FODは普通のスーパーの食材でも対応出来る
・低FODMAP一覧の中から好きな食材を書き出して、頭の中に自分なりのFODMAPを作る
・kapanさんは一回全部FODMAP一覧を書き出してみた
低FODMAPの導入を難しく考えずにまずは低FODチャレンジを楽しく始めてみて欲しいと繰り返し仰っていたのが印象的でした。
食べたいものを我慢しなければいけない食事法だと思い込むよりも、高FOD食材を避けることでお腹の不調改善が出来るかもしれないと期待を持って、ぜひポジティブな気持ちで取り組んで欲しいとの思いが伝わってきました。
■低FODMAP食の取り組み方
FODMAP食との相性は人それぞれであり、全ての高FODMAP食品が食べられないわけではありません。まずは、合わない人が特に多い小麦類やたまねぎなどを控えることから始めるのもオススメです。真剣にFODMAP食に取り組もうとすると神経質になってしまい、それが逆にストレスとなって腸にも悪影響を及ぼします。そのため、まずは肩の力を抜いて取り組んでみることをオススメします。
おなかの調子が悪くなった時に、食事内容をメモすることから始めてみましょう!