マルチ乳酸菌Prime 公式通販サイト kireimotto

2021/11/24 03:13

今回は「マルチ乳酸菌Prime」のことをより知ってもらう為、本商品の乳酸菌原料供給及び製造販売のサポートをしてくださっている永和物産株式会社 企画開発部 水谷様をお招きして「マルチ乳酸菌Prime」の開発から製造販売に至るまでの道のりを鈴木店長と共に振り返る対談をお送りします。

長年、乳酸菌分野に携わる原料サプライヤーの水谷さん

鈴木:本日は「マルチ乳酸菌Prime」の乳酸菌原料及び製造面において、とてもお世話になっている水谷さんをお呼びしています。
水谷さん、本日はよろしくお願いします!

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水谷:永和物産株式会社 企画開発部 水谷です。
弊社は食品香料と香辛料抽出物の輸入販売から始まった食品商社です。
現在ではMCTオイルを筆頭に、天然香料、チキンエキスや玉ねぎエキス、パパイヤ由来の酵素といった幅広い食品原料、食品添加物を取り扱っております。
私は食品原料の一つである乳酸菌を取り扱っている部署におり、鈴木さんとは「マルチ乳酸菌Prime」原料供給をメインにお仕事をさせていただいておりますが、サプリメント事業だけでなく普段は主にチーズやヨーグルトに用いる発酵用乳酸菌の技術営業を行っております。

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▼永和物産株式会社
永和物産株式会社は各分野に精通したスタッフが国内外の広範囲にわたる調達ルートから厳選した食品香料、食品添加物、食品素材、乳酸菌等を様々な用途向けに提供。また、付加価値の高い製品の加工及び新しい製品の開発も行い、人生を彩る「食」の探求を日々続けている企業です。
https://www.eiwa-trade.co.jp

鈴木:学生時代は乳酸菌やチーズの研究をされていたとお聞きしましたが具体的にはどのような研究だったのでしょうか。

水谷:在学中は乳酸菌がチーズの熟成に寄与する作用機序の解明や、乳酸菌由来の物質を用いた食品保存の研究を行っておりました。様々な伝統食品や加工食品に乳酸菌は存在しており、健康への影響はもちろん美味しさや日持ち向上にも寄与しています。乳酸菌が作り出す物質を調べることで、それらがどのように食品に関与しているかを調べていました。

鈴木:学生の頃から現在までずっと乳酸菌に携わっていらっしゃるのですね。学術的な知識をお持ちの水谷さんに「マルチ乳酸菌Prime 」について常にサポートいただいているのでとても有り難いです。
私が乳酸菌研究分野において分からない点があれば、水谷さんの知識や研究時代のネットワークを駆使して迅速に的確なアドバイスをいただけるのでお客様へ正確で且つ有益な製品情報をお届け出来ているので、大変助かっています。

「マルチ乳酸菌Prime」誕生のきっかけは奇跡的な出会いから

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鈴木:「マルチ乳酸菌Prime」の商品化は御社から12種類の乳酸菌原料をお声がけいただいたのがきっかけでしたよね。
まずこの原料提案に至った経緯やこの原料をご提案いただいた際の想いをぜひお聞かせください。

水谷:弊社はプロバイオティクス以外にも多種多様な食品原料を長年世界各国から輸入している事から海外からの情報を入手しやすい立ち位置にいます。
欧米では「マルチ乳酸菌Prime」のように複数の生菌のみを使用したサプリメントがすでに多く売られています。一方で日本では乳酸菌が配合されているサプリメントはとても多く流通していますが、死菌やプレバイオティクス素材等と組み合わせている商品が多く生菌のみのプロバイオサプリメントは少ない印象です。
そのため日本の市場にはあまりないアプローチのサプリメントを世に出せば、既存品では満足のいく効果を得られなかった方々にも満足いただけるのではと思い「生菌のみで勝負するサプリメント」を世に送り出したいと思っていました。

一方で弊社はBtoBのビジネスのみが主軸であり、消費者との直接の接点が無いのでいくら良い原料を取り扱っていても販売会社さんに提案をして商品化してもらうしか世に出す方法はありません。このような理由から提案営業を始めた矢先に、鈴木さんとの出会いがありました。

鈴木:そうだったのですね。
この時期、私は自身のお腹の不調の悩みがあったので自分が飲みたいと思える納得のいくサプリメントの製品化を検討していました。そのためこの12種類の生きた乳酸菌原料をご提案いただいた時は『これしかない!』と確信したことを覚えています。
製品化を検討するにあたり、乳酸菌に関する研究論文を調べたり水谷さんにも学術的観点からの乳酸菌の魅力を沢山教えて頂きましたよね。

1つのカプセルに複数の生きた乳酸菌が配合出来ることは、他社との大きな差別化になると思いましたし、そして何よりも御社の強みである高品質な原料を安定供給していただける信頼性の部分は非常に魅力的でした。
まさに、私の思い描いていた商品化と御社の付加価値の高い原料の有効的な活かし方の条件が奇跡的に重なった瞬間だったと思います。

数ある販売会社の中からcowhappiと契約した理由

鈴木:起業したばかりの弊社cowhappiと商品製造の契約をしていただいたくことはリスクでもあったかと思います。それでも一緒にお取り組みをしてくださった理由をお聞かせください。

水谷:鈴木様とお話した第一印象としてとても信頼できる会社であると思ったのが、一緒に取り組もうと考えた最大の理由です。コロナ前でしたので何度も直接お会いする機会がありましたので、その中で信頼を深めていく事ができたと思います。また、弊社社長はやってみなはれ精神のある人間なのでこの取り組みを後押ししてくれたこともあり、円滑にcowhappiさんとのサプリメント開発をスタートすることができたました。

鈴木:ありがとうございます!そう言っていただきとても嬉しいです。もうあれから3年も経つのですね。コロナの流行前に直接お会いして打ち合わせを重ねることが出来たのは本当に幸運でしたよね。

乳酸菌分野に精通した水谷さんだからこそ調達できた「マルチ乳酸菌Prime」の特別な12種類配合乳酸菌原料

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12種類の乳酸菌原料の特徴や品質へのこだわり


鈴木:この12種類の乳酸菌原料の特徴や品質へのこだわりなど原料サプライヤー様からの視点で推薦できるポイントを教えて下さい。

水谷:この原料のポイントは12種すべてが生菌であることです。(賦形剤としてデンプン等は含みます)。そしてこの12種類の配合率を明確に公開していることは、良い原料を配合出来ている自信の現れでもありますしお客様への信頼性を高められている点でもあると思います。
生きた乳酸菌だけを配合しており明確に配合率を表示しているサプリメントは国内では今の所少ないのではないでしょうか。

実は生菌原料は死菌原料よりも一般的に高コストです。そのため、生きた乳酸菌だけをサプリメント化しようとすると普通は高価になってしまうのですが、弊社は調達元とのあらゆる交渉と検証を重ね、高品質でもなお消費者の方に手頃な価格でお届けできるような12種類配合の乳酸菌原料を鈴木さんへお渡しすることを実現しました。

鈴木:今のお話の中で原料調達元という話題が出ましたが、12種類の乳酸菌原料を作られている乳酸菌等を扱うバイオ企業、フランスのBioprox(ビオプロックス)社様についてもお聞かせください。

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https://bioprox.com/fr/

水谷:BioproxはArnaud Moor氏が2004年に創業を開始したPROXIS DÉVELOPPEMENT傘下の4つの会社の内の一つです。

同企業は元々、Arnaud Moor氏の祖父Frédéric Moor氏が1932年に設立したProtex internationalを前身としております。Protex社は化学産業・繊維産業での製品開発・製造・販売から始まりましたが、その分野を多角的に広げる中でアグリフード部門にも進出、1975年には食品酵母の製造を手掛ける会社を買収し、カルチャー(乳酸菌や酵母)製造をスタートさせ、これがBioprox事業の始まりとなりました。

Protex社の事業運営はFrédéric Moor氏の息子Robert Moor氏が牽引する中、Bioprox事業部門と他3つの事業部門を独立させる形で、Robert Moor氏の息子Arnaud Moor氏がPROXIS DÉVELOPPEMENTを2004年に設立致しました。その後、Arnaud氏はBioprox事業に集中投資を行い、2020年では2005年比で製造量が5倍になるなど、急成長を遂げているバイオ企業です。

最近では、鈴木さんの”鈴木店長”としての活動をBioprox社も関心を持っており注目しているそうですよ。

鈴木:そうなのですね!Bioprox社様の期待にも応えられるよう「マルチ乳酸菌Prime」の成分の魅力をよりお客様へ伝えられるよう頑張っていきたいと思います。
Bioprox社様と弊社は間接的な関係ではありあますが、こうして水谷さんからお話を聞くと、優れた技術を持った海外企業の原料を弊社が日本で製品化出来ることに改めて喜びを感じます。