2021/11/26 16:21
先日 、世界一受けたい授業 やワールド極限ミステリーで #フォドマップ と過敏性腸症候群(IBS)について取り上げられたので、これを機会に「過敏性腸症候群」とは?「フォドマップ」とは?というのをお話するスペース配信を開催しました。
★過敏性腸症候群(IBS)とは
IBSは10人に1人に発症するとも言われています。
大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、おなかの調子が悪く痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が約3ヵ月以上にわたって続く状態のときに考えられる病気です。
主な症状は腹痛や腹部の不快感、便秘や下痢などの便通異常で、ストレスによって悪化する場合が多いともされている。
IBSと思った方は、自己診断ではなく必ず病院で診断をすること推奨しています。似た症状であっても、IBSではなく悪性疾患や炎症性腸疾患などの可能性も考えられる為、適切な治療の為にはぜひ専門施設での検査を行って下さい。
★フォドマップとは
腸内で問題を引き起こす可能性の高い食事を避けてみようという食事法。
納豆やヨーグルトなど腸内環境を整えるとして知られている食品が、過敏性腸症候群の人が摂ると逆に症状を悪化させてしまうことがあります。
4種類の発酵性の糖質を含む食品を控える食事療法を「低FODMAP(フォドマップ)食」といいます。
2014年にオーストラリアのMonash大学で行われた試験でこの食事療法が証明され、論文にもなったもの。多くの研究で過敏性腸症候群患者(IBS)における低FODMAP食の有効性が証明されています。
※低FODMAPの食事法は、高FODMAP食品を食べない食事方法ではありません。あくまでも、お腹と相性の悪い食品を探るための方法であることを認識してください。
IBS歴20年のKapanがFODMAPを導入した感想
書籍などでは3週間FODMAPの制限期間を設けましょうと推奨されているが、私は3週間では効果を感じられず、もう1週間延長をした。
それによって、ガスの匂いと回数がかなり軽減した。ほぼ無臭なくらい気にならなくなった。
そのあとチャレンジ期として、ゆるめの低FODMAPへと移行していった。
治ったわけではないので、好きなものを食べて高FODMAPを摂り入れると当然ガスのにおいもひどいしお腹の膨張も起こります。
でも以前と違うのは、なぜその症状が起きるが原因を今は把握しコントロール出来ていること。食事と症状に折り合いを付けられるようになり、分からない症状の原因に苦しむことが軽減された。
続ける為に、目標ハードルをあまり高くしない方がおすすめです。
低FODMAP食事法を始めた方が、迷いがちな食材2つをピックアップしてご紹介
【みりん】
江田証先生は高FODMAPとしていて避けると書いているが、モナシュ大学では低FODMAPとされているので迷いがち。kapanは低FODMAPと捉えている。
※恐らく江田証先生も引用情報としてモナシュ大学の情報を参考にしているので、モナシュ大学の見解を元に、Kapanは低FODMAPという認識でいる。
江田先生が高FODMAPと謳う理由が現段階では不明の為、このようなご案内であることご了承ください。